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60年前から、８月１５日というのは日本では特別な日になったんだなぁ、と思うと、なにやら不思議な気持ちもしますが、今日は、そういう日でした。
一概に戦争は悪いだとか良いだとか、そんなことは言えないのわかっているし、結局のところ何を言ったって今は戯言にしかならないのは当然のことのようにも思えるし。かといって、ただ何もなかったように過ごすには、今日という日は重すぎて。
だから、想いながらも、日常を過ごす、という消極的な態度で今日という日を考えてみました。
隣国の態度でむかつくのは、彼らが戦争という事象を批判しているのではなくて、日本が自分たちに何かをしたというのを批判しているから。彼らにとって重要なのは、戦争がどうして起こったかを考え、それを二度と繰り返さないためにはどうすればいいか、ということじゃなくて、過去の戦争から今どれくらい利益を絞り出せるかということとしか思えない。それなら、まだ「テロを無くして世界を平和にする」なんて大義名分を掲げて実際に行動している国の方がましだ。
だから？　と言うわけではないですが、まだ60年かもしれませんが、もう60年なんです。
長い歴史から見れば、ほんの一瞬のことかもしれません。
だけど、だからこそ、このほんの一瞬の間で終わらせることができたら、良いと思うのです。
たった60年の話であれば、まだ、「昔はそんなひどい時代もあった」と数百年後の人が笑ってはなせるかもしれないじゃないですか。

[Today's tune]Hellow,goodbye/THE BEATLES