日本橋の風景

浮世絵にも描かれた、江戸を代表する風景のひとつ、日本橋
東海道の起点として栄えた橋は、現代でも東京を代表する場所のひとつとなっています。
周囲には、東京証券取引所をはじめ、日本の経済の中心が集まるとともに、美味しいお店もいっぱいです。
さて、そのように名高い日本橋ですが、現在はその上を首都高が覆っています。
その風景に、否定的な意見も多いでしょう。
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C111252006/E397357315/
首都高を、なんとかして日本橋の上に空を取り戻す、というプロジェクトもあるみたいです。
http://www.nihonbashi-tokyo.jp/torikumi/shutoko/
ネットだと、ちょっと違った趣味の人も多いので、そういう意見ばかりではないですが。
http://portal.nifty.com/special06/01/21/
個人的にも、別に今のままでも良いんじゃないか、と思います。
もちろん、首都高の老朽化というのは避けて通れない問題なので、いつかはアレを何とかしなくてはいけないとは思いますが。
伝統的な装飾の橋の上を、首都高が走るというサイバーな雰囲気が好き、というのがあるかもしれませんが、それよりも、あの、ほの暗い空気が好きです。
太宰の葉に描かれた日本橋の姿は、なぜかあの、暗く覆われた姿が思い浮かんでしまうのです。

[Today's tune]Turn/New Order