文章のタイプ

とある人に、私の文章というか小説は、日常を切り取るのが特徴だと言われたことがあります。そう言われると、確かにそういう文章の方がしっくりと書けるし、実際に書いている量も多いし。自分で実際に体験したことしか書けない、とは言えませんが、情景など、どれくらいイメージできるかで、書いたものに差が出てくるのは確か。
きっと、はっきりと頭の中でイメージできないので、実際に見たものを元にしているんだと思います。……まぁ、絵が描けないのも、頭の中のイメージが曖昧で、それを形にできないからなんですが。
だから、というわけじゃないですが、文章という抽象的なものが好きなんだと思う。


そんなことを、ふくらみかけた桜の蕾を濡らす雨を見て思いました。

[Today's tune]桜草/ASIAN KUNG-FU GENERATION