鋼殻のレギオス7ホワイト・オペラ 8ミキシング・ノート 9ブルー・マズルカ 10コンプレックス・デイズ

やっと、文庫最新刊まで追いつきました。


ホワイト・オペラは、やっぱり都市戦!
ダルシェナさんかっこいいなー。改造戦闘衣が、かっこよすぎ!
で、

「上手にエスコートするのが一流の紳士だそうですよ」

って、フェリの鋭い一言にふいた。
そして、グレンダンでの天剣授受者3人の戦い。すごいなぁ、と。
これが、桁違いの強さというやつ?


ミキシング・ノートは、もう何も言うまい。
この短編集、危険すぎるぜ……

  • クール・イン・ザ・カッフェ

これは……もう、なんと言っていいのか……
死んだ。萌え死んだ。

「ご注文はお決まりですか?」

とか、もう、いったい何を注文しろと?
そして、ラストの帰り道いいなぁ。青春だなぁ……

  • ダイアモンド・パッション

やべぇ。ニーナかわいい……
なんだよ、この、予想通りの「実は女の子らしい一面がある」設定は!
お前はあれか、令ちゃんマリみてか!
いやぁ、実は、ここ数日はずっとレギオスでいろいろと妄想していて、ヒロインずがレイフォンからぬいぐるみとか贈られたらどうなるか? とかなぜか考えてたんですよ。
何を考えてるのか自分でも不明ですが。
たぶん、フェリは部屋でぶつぶつ言いながらつつくんですよ。
「ほんとに、フォンフォンは……」
なんて言いながら! ら!
リーリンなんかは、
「今更そんな……」
とか言いながら、実はちょっとうれしい感じで、
メイシェンは……まぁ、別にどうでも良いか。
で、本番はニーナですよ!
「こ、こんな私ににあわないだろ」
とか言いながらも、部屋に帰ったらぎゅっと抱っこしちゃうんですよ!
ぎゅってしながら、レイフォンのこと考えたりして、ひとりで赤くなったりして!
あー、やばい。脳から何かたれ流れてる。

こえー、女の戦いこえー。
しかし、やっぱりフェリだな……こういうときはフェリだな……ニーナじゃないな……

  • なにごともないその日

これは、グレンダンの楽しい日々ももっと読んでみたいな、と。
いや、レイフォンはいろいろ大変だったかもしれないけど、それでも、きっとこういう日常(?)はあったんだろうな。


ブルー・マズルカは、一気に話が進んだなぁ、とか。

「……ねぇ、僕は本当に、刀を取ってもいいの?」

ここまで読み進めて来たからこそ、この言葉の重さがわかる。
あれだけ「強い」と言われてきたレイフォンの「弱さ」がわかる。
本当に良いシーンだと思いました。
後半の汚染獣戦も、ちょっとわくわくした。
そして最後。これこそまさに圧倒的。
天剣授受者すら弱者に思える力。
すげーなー。
というよりも、水着!
危ないなー。

「おっと、おれのジェットマグナムはいつでも爆発寸前だ。あんまり熱い視線を向けるんじゃないぜ」

ってくらいに危険。
こういうところでは、やっぱりニーナが危険だね!
ダルシェナさんもいいし、リーリンも良いかもしれないし、フェリは当然かわいいんだけど、ここはやっぱりニーナだね!


そして、今のところの最新刊、コンプレックス・デイズ。
今読むなら、コンプレックス・デイズ→ブルー・マズルカの順に読むと良いと思うよ?
ボクも、twitterでそうアドバイスされて、その通りに読みました。
こっちは短編集。
やっぱり、フェリ可愛いなぁ。
あそこまで積極的になるのは、やっぱりレイフォンのためだからだよね! その恋する女の子がかわいすぎてかわいすぎて。
で、予想以上の料理の腕に、お約束ながらも安堵してしまう。
それにしても、ニーナはだんだんとヒロイン度があがってる気がする。
やはり、ふとももか? ニーソの絶対領域なのか?


そんなわけで、なんとか追いつきました。
なんだか、フェリかわいいよフェリしか言ってない気がしないでもないですけど。
しかし、それが事実なんだから仕方がない!


と、戯言はこれくらいにして、普通に面白いですよ?
単純に「強くなるため」とか「誰かのため」というわけじゃなくて、「誰かのために戦ってもいいの?」「強くあっていいの?」と絶えず問いかけ続ける。
悩んで、それでも戦わざるを得ない。
けれども、その中で、もしかしたら何かが見つかるかもしれない。
前に進むことで、何かが見つかるのかもしれない。
そう考えると、ニーナの雷迅というのは、物語を象徴する技なのかなぁ、とか。


というわけで、続きも期待!

[Today's tune]REMIND/ACIDMAN