LNFゲストが平坂読先生に決定したようです
というわけで、5/2に開催予定のライトノベル・フェスティバル、
略してLNFのゲストが「ラノベ部」「僕は友達が少ない」などで人気の
平坂読先生に決まったそうです。
昨年も、ソレっぽい方がいらっしゃってましたねー、
いや、あれは平坂読先生によく似た人だったか?
とか、いたことになってるのかならないのかわかんないんで、濁した書き方で。
ということはさておいて、「僕は友達が少ない」こと、
「はがない」について書いてみようと思います。
学校で浮いている羽瀬川小鷹は、ある時いつも不機嫌そうな美少女の三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する。「もしかして幽霊とか見える人?」 「友達と話していただけだ。エア友達と!」「(駄目だこいつ…)」小鷹は夜空とどうすれば友達が出来るか話し合うのだが、夜空は無駄な行動力で友達作りを 目指す残念な部まで作ってしまう。しかも何を間違ったか続々と残念な美少女達が入部してきて―。みんなでギャルゲーをやったりプールに行ったり演劇をやっ たり色々と迷走気味な彼らは本当に友達を作れるのか?アレげだけどやけに楽しい残念系青春ラブコメディ誕生。
というお話。アマゾンの商品解説からぱくってきました。
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なんせ、あのLNFのゲストになるくらいですからね!
#多分、前作の「ラノベ部」込みというのはあるだろうけど。
で、まずは、この「はがない」、どのあたりが人気になってるのか? というのですが、
どうやら、
というあたりみたいです。
それでは、ここからは個人的な見解を。
さて、この「はがない」で魅力だと言われている部分、
確かに面白いし、小説としての重要な要素のひとつだと思っていますが、
それだけで「はがない」を良作だと決めるには足りないし、
「はがない」にも失礼じゃないかと思うのです。
もちろん、「ただそのときだけ楽しけりゃいいじゃん?」というのは否定しないけど、
それだけじゃ、せっかくの「はがない」もかわいそう。
蟹の身だけ食べて、おいしいミソを食べないような感じ?
小説──特にラノベを念頭において話すと、
今、「はがない」で面白いと言われている要素
- キャラクター
- ネタ
- 会話
とかって、確かに重要な要素ではあるけど、
結局は「小説の中で伝えたい何か」のための
「道具」でしかないんじゃないかと思うんです。
重要なのは、これらの「道具」を使って、
いったい何を伝えるか? というところだと思うんです。
例えば、「ラノベ部」だと、同じような「道具」を使って、
「僕らはこんなにステキなラノベが大好きなんだ!」
っていうのを語ってたんだと思うんです。
僕らが大好きなラノベ!
人生には、ラノベみたいに面白いことがいっぱいいっぱいあるんだよ!
ってこと。
そこまで読めるから、ラノベ部はあれだけの魅力があったんだと思います。
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逆に、そこまで読まなければどうか? というと、
「はっきり言って、はがないってラノベ部のまんまだよねー」
ってなっちゃうんじゃないでしょうか?
それじゃあ、いったい「はがない」の中で作者が伝えようとしていることはなんなのか?
というところですが、そこは、まだまだこれからなのかな? と思います。
ある程度の方向性は見えているものの、まだ登場キャラの顔見せが終わったあたり。
彼らがこれからいったいどういうドラマを見せてくれるのか?
というのが、とても楽しみです。