9.11から10年たった

もう10年なんだなぁ、と。
ヒストリーchとかで、9.11を振り返る番組をやっていましたが、もう、こうして「歴史」になりつつある、というのを非常に大きく感じました。
9.11直後の熱狂にもにた状況から10年たって落ち着いて、やっと、出来事を冷静に見ることができるようになった、ということでしょうか。


あと大きく感じたのは、「アメリカ合衆国」というのが、国を創る、という意識によって形作られているということ。オバマ大統領の就任演説のときにも感じたことですが、このあたりの国家感というのは、本当に日本とは違うなぁ、と。
どちらが良いのか、悪いのか、判断はできないし、判断するようなものでもないとは思いますが。


9.11のテロ後の、イラク戦争アフガニスタン派兵へと続く戦争は未だに終わらず、きっと、近いうちにイギリス軍のハイランダーが今世紀11回目の銃剣突撃をすることだろうし、アメリカ軍も先の見えない戦いを戦い続けることでしょう。
アメリカ、イギリス、その他の国の兵士──アフガンの民兵、市民も、たくさんが死ぬことと思います。
アフガニスタンだけじゃなく、中東だとイスラエルでもまだまだ戦争が日常だし、アフリカでも戦争とか虐殺とかで、老若男女が銃を手に取って殺し続けてるし。
争いというものがなくなるまでに、後どれくらいの夜を過ごせばいいんだろうね?