うまい感想とへたな感想
数日前、Twitterで感想についての話題で盛り上がってたので、ぼくが考える「うまい感想」「へたな感想」について、ちょっと書いてみようと思います。
一応、前提として、「読み手側の視点でうまい感想」「書き手側の視点でうまい感想」という感じで、それぞれどういう感じかわかるように書いてみます。
- うまい感想
読み手側の視点:自分も読んでみよう、見てみようと思える。新たな視点を得られる。
書き手側の視点:次に作る時の参考になる。ものすごく励みになる。
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- 具体的にどこが良かった/悪かったかが書いてある
- どのように感じたか、が具体的に書いてある
- 世界観、視点を広げるようなことが具体的に述べられている
- 感想に見せかけて自分語り
- 普通の感想
読み手側の視点:この人はそう思ったのかぁ。
書き手側の視点:読んで感想くれて、励みになる。
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- 「面白かった」「面白くなかった」「良かった」「悪かった」
- 「読みました!」の一言
- 悪い感想
読み手側の視点:この人ケンカ売ってるん?何か恨みでもあるん?欲求不満?病院行ったら?
書き手側の視点:はい。
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- 内容以外の部分にやたらとこだわる
- 内容以外の部分で他のものと比較したがる
- 内容以外の部分でやたらとケチをつける
- 内容以外の部分で不満ばかり言う
- つーか、それって別に感想でもなんでもないよね?
- そんな文句言うくらいなら、買うなよ読むなよ見るなよ来るなよ
もちろん、誰がどんな感想を持とうが勝手だし、それを否定するつもりはまったくないんですが、個人的には、具体的な何かがあるほうが、より好ましいと思います。
ほら、あれですよ。
「私のどこが好きになったの?」
って言われたら、いろいろ浮かんでくるじゃないですか?
それと同じなんじゃないかなぁ、と。
あと、何か感想を言うなら、自分の感想に自信を持つと良いと思う。
作者、関係者の目に触れたらどうしよう……なんて心配するくらいのものは、きっと、感想じゃなくて、それはただのポーズなんじゃないかなぁ。