いいひと(高橋しん)

「いいひと(高橋しん)」の15、16巻読了。
リストラ編もだいぶ大詰めです。
多分、これから自分もたくさんいろんな事あるんだろうなぁ、とそんな事を漠然と考えてしまいます。
会社って何なのか、仕事って何なのか、そういう根本的な問いのような。
そういえば、最近は新入社員の離職率が非常に高いらしくて。
とあるメルマガからですが、その理由の一つとして、自分が本当にその仕事をできるのか? というようなものがあるそうで。
その原因として、なぜ仕事をするのかという意識がかけているという指摘がありました。
「いいひと」の中には答えがたくさんありました。
どうして働くのか、という答えも、
もっと深い、どうしてこうやって生きているんだろうという答えも。
まだ、どうして働くのかとか、やりがいってどういうものだとか、
そういう事は全然わかりませんが、何かのときには振り返れるものがこの中にあるんだと思います。
で、そっちの方とリンクしながらも、真理子さんと健太の関係がやっと決着で。
結局は、16巻work8の、最後の言葉で全部まとまるのかなぁ、と。
「いいひと」という作品のテーマはこれなのかなぁ、と。
「僕はここにいるよ」って分かってもらうために「人を幸せにしたいと思う」事が。

蛇足ですが、最近めっきりとヒロインの座を真理子さんに持っていかれている二階堂さん。
役員フロアで息を切らしているのが非常に萌えでした。
ついでに15巻の有森さんにからかわれて焦るところも良かったです。
その有森さん自体も非常においしい萌えを持っていったというか、
上の方で折角まじめな事書いても最後は結局こういう締めでした。

[Today's tune]掌/Mr.children