トリックスターズC PART1,PART2(久住四季)

トリックスターズC〈PART1〉 (電撃文庫)

トリックスターズC〈PART1〉 (電撃文庫)

トリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)

トリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)

純粋に、面白かった!
まず、冒頭の大きな謎。
そして、縦横無尽に駆け回る「探偵」。
ぶつかる意地と意地。その象徴としての「推理」。
「意外な犯人」と、反転する「冒頭」の光景。
ミステリという「道具」を、ここまで上手く使われると、すごく気持ちが良いな!
もちろんそれだけじゃなく、「ライトノベル」的な、主人公の成長というか、向かうべき方向性も表れて、そちらへと進んで行ってるし。
まぁ、ネタ的には、もうそろそろ使い回し? と思うような気がしないでもないですけど、むしろ、そこにどうやって持っていくのか? というところが非常に良かったと思う。


でさ、PART2の表紙って、もしかして、もしかしてあの人なのかな? かな?