直木賞落選回数

ちょっと気になって、直木賞落選回数を調べてみた。
現在の記録は、島田雅彦で6回らしいです。
それに次ぐのが、「容疑者Xの献身」でついに直木賞を受賞した東野圭吾
記録は5回。


そして今回、第137回直木賞を惜しくも逃した北村薫が、その5回に並びました。
ぶった切りでも、ネットでも、
「今回こそは取るだろう」
「他の候補者を見ても、堅いところだ」
と本命だった今回を逃したことで、
もはや北村薫直木賞を取れないのには、小説の出来不出来以前に、何か理由があるのでは? と思われます。
しかし、東野圭吾渡辺淳一のお気に入りを取った、などというような噂が聞こえてこないところをみると、ひとりの選考委員の個人的な恨みというよりも、もっと大きなところに原因があるように思われます。
そういう大きな原因の方が、取り除くのは難しいというのは自明の理。
それ故、今後も北村薫は候補にはなっても受賞はなし、といった状況が続くのでは? と推測されるわけです。


そうなってくると、俄然高まってくるのが、最多直木賞落選回数更新の期待。
果たして、北村薫直木賞落選回数はどこまで伸びるのか?
もう、ここまで来るとそれくらいしか楽しみないよ!