マッドマックス怒りのデスロードを見ました

V8を讃えよ!


というわけで、マッドマックス怒りのデスロード見てきました。
まぁ、マッドマックスシリーズって、有名だし何回か見たことはあるんだけど、ちゃんと見てなかったというか、毎回ながら見みたいな感じでしか見てなかったんだけど、怒りのデスロード、控えめに言って最高かよ……以外の感想が出てこないんですけど。


計算されつくしたchaosというか、物語の構造としては、綺麗に円環を描いていて、Fury Roadを行って帰るというのは、ギリシア神話だとか日本神話のよみがえりの構造であると同時に、産道を通って子宮へ還り、そしてまた新しく生まれる再生の物語のメタファーとなっているし、神話方面はよくわからないんだけど、おそらくは、登場人物もそれぞれ神話的なメタファーなんだろうなぁ、と匂わせる感じだったし、マックスが捕らえられてからも、獣から人間への再生という感じだし、サブタイトルにしても、原語のFury Roadから邦題の「怒りのデスロード」とされることで、Furyというタイトルから連想するものの少ない日本文化圏でもこのあたりの構造がわかりやすくなるし、そもそもがキャッチーだし、と、全てが全て計算され尽くしているんですよね。


そして、そういういろいろがありつつも、最初っから最後まで文字通りの狂気で走り抜ける勢い! 正直、もうマジで最高かよ……以外に言いようがないよ……。
V8を讃えよ!
ウォータンクはかっこいいし、とげとげの車最高にcoolだし、太鼓とギターアンプの車最高に最高だし、槍投げて爆発だし、弾とか貴重品のはずなのに撃ちまくりだし、最強に最高だしcoolだしcrazyだし、マジでクソ最高かよ……。


いやぁ、本当に映画っていいものですねぇ。


V8を讃えよ!
V8を讃えよ!
V8を讃えよ!