ラブライブ!の劇場版を見てきました

星空凛ちゃん氏かわいいですね。
うん、天使。天使がスクリーンにおったんや……。
というラブライブ!の映画の感想です。


いや、最初はね、いろいろ書こうと思ったんですよ。
ラブライブ!は特に2期の後半から、「みんなで叶える物語」というテーマから、やたらと「みんな」を強調して、それが雪が舞い散る中のSnow halationだったり、ライブで歌った僕らは今のなかでとか、卒業式の愛してるばんざーい!とかの感動的なシーンの数々につながるわけですけど、そうやってみんなみんなというのが連呼されて描かれていくと、その一方でそのみんなの中に入れないような人間は存在すら許されていないような、そんな感覚すら覚え始めてしまい、ラブライブ!の2期の後半は非常に辛かったわけですけど、劇場版もたぶんその方向性なんだろうなぁと予想はしながらもまぁこれは見てみないといけないだろうなぁ、と思ってはいたので見てきたら、まぁ、まったくの予想通りというか、まさかあそこまで……とは思うくらいで、レニ・リーフェンシュタールが撮った映像を思い出したくらいにして、星空凛ちゃん氏天使かわいいというのと精神的な気持ち悪さの乖離がひどくなっていく一方で、結局のところ、ラブライブ!というのは、机に突っ伏して安っぽいイヤホンからLondon Callingを音漏れさせてるような精神を救うようなものではなく、逆に心を苛んでいくような類の物語だったんじゃないかなぁ、というあたりとかをね。


誰かのためにとか、なんのためにとかじゃなく、ただ、やむにやまれぬ意識の衝動があるから、ただ無心にギターをかき鳴らし、文字を紡ぐ。
それがぼくが知っている音楽のattitudeなんだけど、それとは違うattitudeが存在するというのも、ひとつ勉強になったことでした。
ただ、そういうところを考えると、今のμ'sから高山みなみに繋がらないよなぁ、と思いつつ。


いろいろあるんだけど、やっぱり、星空凛ちゃん氏まじで天使でかわいいんですよね。
うん。
もう、それでいいや。