「魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」」を読みました

ネットで話題となってる(?)「魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」(略してまおゆう)を読みました。


中身についての考察とかは、既にたくさんはてブでもあがってるみたいなので、
そっちを確認するといいと思います。
で、なんとなく、ぼーっとiPhoneで読んでたんですけど、
「ああ、こういうときiPad欲しいなぁ」
ってふと思ったわけです。


「まおゆう」は、既存の書籍という形では、決して出ることのなかった形式だと思います。
まぁ、そういう形式的なところもすでに誰かが書いてると思うので割愛しますが、
iPadが日本でも発売になって、環境さえ整えば、
大手出版社側からじゃなくて、「まおゆう」のような、
いわゆるインディーズ層の方から、
一気に電子書籍は普及するんじゃないか?と思ったり。
最近だと、紙の書籍で出版している作家もTwitterなどで情報発信しているし、
作者側からの敷居は低いように思えるし、
ネットで書いていた人が紙の本でデビューしたりもしているし、
同人作家でも、基本的にイベントでしか売ることの出来ない、
売れ残った場合のリスクが大きい紙の本ではなく、
在庫を抱えることのない電子書籍で本を作りたい、
という欲求はあるんじゃないかな? と。


もし、電子書籍が普及して、「まおゆう」のような自由なテキストが気軽に読めるようになったら、
もっともっと面白いことになるんだろうなぁ、と思います。