戦争学(松村劭)

戦争学 (文春新書)

戦争学 (文春新書)

故あって、読んでみた。
中世ヨーロッパって、どうしても遅れてるイメージがあって、その時代の戦争ってどうだったのか? そして、なぜ遅れることになったのか? というのは前からの疑問だったんですが、なるほど、こういう理由もあったのか、と。
高校時代に、銀英伝を読んだりしたんで、一時期中二病にかかったりして、戦略と戦術とは〜なんて思ったりもしたけれど、結局のところ、あの小説も、実際の歴史よりは面白くないなぁ、とか。
特に、やはりヨーロッパの軍隊の変遷を見てみるだけでも、事実というのはこれほどに奇妙なのか、と嘆息することしきり。
もちろん、戦争という手段を使うことは、最も避けるべきことなんだと思うし、人類の愚行のひとつだとは思うんだけど、同じ戦争というものの中でも、どうしてこんな間違いを? ということを飽きるほどに繰り返す人類って面白いなぁ、と。
たぶん、日本で見ると、関ヶ原とかとても面白いんだろうなぁ、とか。
というわけで、考え中のものをちょっと修正。
だって、ハンニバルすげーんだもん。

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