硝煙の向こう側に彼女(深見真)

硝煙の向こう側に彼女

硝煙の向こう側に彼女

「鉄砲塚。あいつは銃と寝るような女だ」

と言われる女刑事を主人公に、近い将来起こりえるかもしれない事態
──テロが日常のすぐ近くにまで忍び寄った東京を舞台にした、
深見真の警察小説です。


さすがはふかみん、銃の描写とかはまさにそこにあるかのように。
まぁ、香港まで行って仕事をこなしてくるふかみんにとっては当然なのかもしれないけどね!
#参考http://fmkkoe.blog27.fc2.com/blog-entry-410.html


そして、主人公の塚田が最後にとった行動が、また良いなぁ、と。
ここまで徹底してバイオレンスにこだわってる深見真が描くからこそ、
説得力があると思うんですよ。
のほほんとラブ&ピースを呟いてばかりじゃ、説得力も何もない。

[Today's tune]Trigger/9mm Parabellum Bullet