MYSCON10に参加しました

ネットを彷徨うミステリ者の宴、
記念すべきMYSCON10に行ってきました。
MYSCONについての説明は、オフィシャルサイトを参照で。
#MYSCONオフィシャルサイト http://myscon.net/

昼の部前

まずは、昼の部の前、でるたん( id:deltazulu )、リッパーさん( id:kirisakineko )、あこやん( id:Akoya )とホテルでごはん。
ラノベというより、美少女文庫? BL?の話とか。
おいおい、これからMYSCONだぜ?

昼の部

昼の部、参加予定じゃなかったんだけど、会場の前まで行ったら、つい入っちゃった。
実はゲストの作家さんの本を全然読んでなかったんだけど……

第一部「湊かなえ先生インタビュー」

湊かなえ先生、かわいらしい方でした。
ナチュラル悪意!」
という言葉が印象に。
「少女」とか、書店で見て表紙は気になってたんですよね。
結構好きそうな感じなんですけど、求める本格じゃないだろうなぁ、と思ったりしてたんですが、今度買って読んでみようと思いました。

少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)

少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)

第二部「小路幸也先生インタビュー」

東京バンドワゴン」シリーズが好調の小路幸也先生。
どうやら、MYSCONのshakaさんの以前からのお知り合いだそうで。
そして、小路先生のご出身が北海道旭川のパルプ町だと聞いてびっくり。
わふー、旭川地元だよー。
デビュー作も、パルプ町が舞台だそうで、ちょっと興味が出てきました。

東京バンドワゴン (1) (集英社文庫)

東京バンドワゴン (1) (集英社文庫)

第三部「ミステリ歌会」

で、第三部は「ミステリ歌会」と題し、ミステリに関する短歌、俳句、川柳を発表して、それをゲストの先生&インタビュアーの杉江松恋さんが審査するという企画でした。
審査員、評価厳しいっ!
特に、小路先生は以前コピー関係のお仕事をされていたそうで、MYSCONスタッフが嬉しい悲鳴をあげるほどに、本気で審査してました。
ミステリ的なあるあるネタとか、いろいろ笑える作品があったりで、面白かったです。
たぶん、優秀作はそのうちMYSCONのサイトにアップされると思います。

昼と夜の狭間

で、昼の部と夜の部の間には、夜に参加しない方たちと、飯田橋近くでお茶したり。
でるたんにポメラ見せてもらったよー。
ちょっと欲しくなった。
いや、オフの時にメモとるのに良いなぁ、と。
おそらく、英語配列キーボードのバージョンが出たら買う。

夜の部

夜の部に参加する、秋田紀亜さん(id:akita_kia)と魔王14歳の家来のからすとうさぎさん(id:Erlkonig)と鳳明館森川別館に向かう。
地図とか案内とかなくても辿り着けるあたりが、訓練されたMYSCON参加者。

開会前

タバコ部屋に行ったら、グレさんがいたっ!
今回、参加者名簿になかったので、いらっしゃらないかと思ってたので、嬉しかったです。
「仕事すすまんから来たわー」
とかおっしゃってましたけど……

開会

shakaさんの開会宣言で、MYSCON10開始!

全体企画「九人と君で十人だ」

ええと、「全体にアンケートをとって、10人に近ければOK!」という企画。
半分ネタに走りつつも、しっかりとトップを取ったうちの班。
ちなみに、どんな質問したか? というと、

  • 去年一年で、ミステリーマガジンを1冊以上買った人
  • 四大奇書を1冊も読んでない人

と、あとひとつなんだっけ……?

読書会「天帝のはしたなき果実」

蔓葉信博さん(id:tsuruba)さん主催の読書会です。
「天帝のはしたなき果実」について、たくさん話しましたよー。
実は、はじめに読んだときは、ちょっと微妙な感じだったんですよね……
今回は、それがどういうふうな評価されているのか? を聞いてみようと行ってみました。
以下、メモ。

などなど。
MYSCONの読書会らしく、途中なかなか厳しい意見も出ましたが、逆に言うと、それだけ語るとこのある小説ということですね。
で、これ、実はラノベ読みにも勧められるんじゃね?と思ったり。
今度、おすすめしてみよう……

天帝のはしたなき果実 (講談社ノベルス)

天帝のはしたなき果実 (講談社ノベルス)

ボードゲーム「Clue」

リッパーさんが持ちこんだ推理ゲーム「Clue」をプレイしました。
カードゲーム版を1回と、ボドゲ版を1回かな?
カードゲーム版は全然情報が集る前に終了。
ボードゲーム版は、確定できたものの、告発するための移動力の差でおしくも負け。
最後、くやしいから特殊能力(どこでも推理だけは可能)を使って、真相をあててから負けたさ……

深夜のゲリラ企画

ゲリラなのに、しっかり予定表にも載っているし、Webで告知もされているだと!?
さすがはMYSCON
今年は、今までの(深夜企画の)流れをふりかえり、そして、初心に帰った大喜利でした。
しかし、さすがメジャー5段はすごいぜ……

たばこ部屋

で、ぐだぐだとたばこ部屋。伊藤計劃さんの話しとか、MYSCONの来し方行く末とか、そんな話しをしてた。
あと、ミステリの評論の話しとか、ミステリ人口(MYSCON参加者)を増やすには?なんて話しとかしてた。企画のMYSCON10年史でも、同じような話ししてたらしいよ……
でも、ファンと作家が膝をつきあわせてこういう話しできるのって、すごく良いことだと思うんだ。


で、そのあとは場所を変えたりしながら、朝まで同じような話しをしてたんだよ?

閉会

「うちに帰るまでがMYSCONです!」
の言葉で、今年もMYSCON終了。
参加した皆様お疲れさまでした。


無事10年をむかえたMYSCON
今年、いろんなところで話しあわれたように、来年はきっと、良い方向に変わっていくんだろうなぁ、と思いました。