アイドルマスターシンデレラガールズの19話についてじゃないかもしれない話をちょっとしてみようと思ったので
まず、最初に言っておきたいのは、19話良かったです。
うん、良かった。良かった。
何が良かったって、みくにゃんかわいいし、松永さん出てきたし、まったくお前らいちゃいちゃしやがって……ってなるし、松永さん素敵だし、みくにゃんかわいいし。
うん、最高ですね。
で、まぁ、古い時代を知る人間として、とりあえずはアイドルとロックというものがどういうものかを書いておこうかなぁ、と思ったりしたわけで。
例えば、ビートルズでいうとジョンはアーティストでポールはアイドルとか言ったりするわけで、その頃からアイドルとアーティストというのはあれこれあるようなことがあったりなかったりな感じですけど、日本のアニメとかマンガで考えると、「TO-Y/上條淳士」の存在というのはたぶんなしには語れないものがあると思うんですけど、いかがでしょうか。
To-y(トーイ) 文庫版 コミック 全6巻完結セット (TO-Y 小学館文庫)
- 作者: 上條淳士
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TO-Yは、ロックに生きてたらバンドからアイドルになって、でも自分の歌を歌いたいからやっぱりロックをやろうぜ、っていう感じで、それでもやっぱり、ラストのニヤの
「ねぇトーイ、歌ってる?」
っていうのがもっとも印象的にロックだなぁ、という感じだったりするし、例えば、自分のやりたい音楽と求められる音楽に差が出てしまうときの思いとか、「アイドル」として扱われて、そこに音楽というものが疎外されていくときの思いのようなものとか、たぶん、だりーだけじゃなくてなつきちがこれから先ぶつかるであろう課題に対してのひとつの答えみたいなものになるんじゃないかと。
というよりな、なつきち、常務と話したあと、そのまま成田行ってアメリカとか行くんじゃないかと思ったりしてた。哀川みたいな感じで。
あと、ついでにオススメのロックなマンガとしては、
- ハレルヤオーバードライブ
- モッシュピット
とかあげておきますね。
ハレルヤオーバードライブ! 14 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
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C88新刊思索部「想いの星座」にあわせた曲
というわけで、C88出ます。1日目の東ぺ-01bです。
詳しくはこちら。
で、こちらでは今回の思索部新刊「想いの星座」にあわせた曲をちょっと紹介。
- Thousand stars/yksb feat.MiLO×31STYLE
SHOW BY ROCK!!コラボのやきみみの曲。今回のメインテーマです。
今回は星がテーマということで、ACIDMANは聞いてました。
- StargazeR/骨盤P
ギターが気持ちいいです。
- Krafty/New Order
十代の恋愛にはこの曲があうような気がする。
- Seagull/Ride
基本、何か書くときはRideとかMy Bloody Valentineとか聞くの多い気がする。
- アトリエ/tacica
tacicaは好き。
- 蒼い鳥/カフカ
これもSHOW BY ROCK!!のコラボバンド。
- InSight/トライクロニカ
YGTなので……。
- The Reason/Hoobastank
どっちかというと失恋の曲なような気もするけど、まぁ、いいか。
- Sixteen/Funeral for a Friend
基本、エモは好きです。よく聞きます。
という感じです。
新刊とあわせて聞くと、何か発見があるかもしれないですし、ないかもしれないです。
マッドマックス怒りのデスロードを見ました
V8を讃えよ!
というわけで、マッドマックス怒りのデスロード見てきました。
まぁ、マッドマックスシリーズって、有名だし何回か見たことはあるんだけど、ちゃんと見てなかったというか、毎回ながら見みたいな感じでしか見てなかったんだけど、怒りのデスロード、控えめに言って最高かよ……以外の感想が出てこないんですけど。
計算されつくしたchaosというか、物語の構造としては、綺麗に円環を描いていて、Fury Roadを行って帰るというのは、ギリシア神話だとか日本神話のよみがえりの構造であると同時に、産道を通って子宮へ還り、そしてまた新しく生まれる再生の物語のメタファーとなっているし、神話方面はよくわからないんだけど、おそらくは、登場人物もそれぞれ神話的なメタファーなんだろうなぁ、と匂わせる感じだったし、マックスが捕らえられてからも、獣から人間への再生という感じだし、サブタイトルにしても、原語のFury Roadから邦題の「怒りのデスロード」とされることで、Furyというタイトルから連想するものの少ない日本文化圏でもこのあたりの構造がわかりやすくなるし、そもそもがキャッチーだし、と、全てが全て計算され尽くしているんですよね。
そして、そういういろいろがありつつも、最初っから最後まで文字通りの狂気で走り抜ける勢い! 正直、もうマジで最高かよ……以外に言いようがないよ……。
V8を讃えよ!
ウォータンクはかっこいいし、とげとげの車最高にcoolだし、太鼓とギターアンプの車最高に最高だし、槍投げて爆発だし、弾とか貴重品のはずなのに撃ちまくりだし、最強に最高だしcoolだしcrazyだし、マジでクソ最高かよ……。
いやぁ、本当に映画っていいものですねぇ。
V8を讃えよ!
V8を讃えよ!
V8を讃えよ!
ラブライブ!の劇場版を見てきました
星空凛ちゃん氏かわいいですね。
うん、天使。天使がスクリーンにおったんや……。
というラブライブ!の映画の感想です。
いや、最初はね、いろいろ書こうと思ったんですよ。
ラブライブ!は特に2期の後半から、「みんなで叶える物語」というテーマから、やたらと「みんな」を強調して、それが雪が舞い散る中のSnow halationだったり、ライブで歌った僕らは今のなかでとか、卒業式の愛してるばんざーい!とかの感動的なシーンの数々につながるわけですけど、そうやってみんなみんなというのが連呼されて描かれていくと、その一方でそのみんなの中に入れないような人間は存在すら許されていないような、そんな感覚すら覚え始めてしまい、ラブライブ!の2期の後半は非常に辛かったわけですけど、劇場版もたぶんその方向性なんだろうなぁと予想はしながらもまぁこれは見てみないといけないだろうなぁ、と思ってはいたので見てきたら、まぁ、まったくの予想通りというか、まさかあそこまで……とは思うくらいで、レニ・リーフェンシュタールが撮った映像を思い出したくらいにして、星空凛ちゃん氏天使かわいいというのと精神的な気持ち悪さの乖離がひどくなっていく一方で、結局のところ、ラブライブ!というのは、机に突っ伏して安っぽいイヤホンからLondon Callingを音漏れさせてるような精神を救うようなものではなく、逆に心を苛んでいくような類の物語だったんじゃないかなぁ、というあたりとかをね。
誰かのためにとか、なんのためにとかじゃなく、ただ、やむにやまれぬ意識の衝動があるから、ただ無心にギターをかき鳴らし、文字を紡ぐ。
それがぼくが知っている音楽のattitudeなんだけど、それとは違うattitudeが存在するというのも、ひとつ勉強になったことでした。
ただ、そういうところを考えると、今のμ'sから高山みなみに繋がらないよなぁ、と思いつつ。
いろいろあるんだけど、やっぱり、星空凛ちゃん氏まじで天使でかわいいんですよね。
うん。
もう、それでいいや。
SHIROBAKO24話の感想とプロジェクトのクロージングについて
先週まではこちら。
SHIROBAKO14話に見るプロジェクトリスク
SHIROBAKO15話の感想と問題分析について
SHIROBAKO16話の感想とリスク対応について
SHIROBAKO17話と緊急の対応とメンバの個性について
SHIROBAKO18話の感想と成果物のクオリティコントロールについて
SHIROBAKO19話の感想とモラルマネジメントについて
SHIROBAKO20話の感想とコミュニケーションについて
SHIROBAKO21話の感想とクオリティとスケジュールだけじゃない話について
SHIROBAKO22話の感想とノンオフィシャルなコミュニケーションについて
SHIROBAKO23話の感想と繰り返される問題について
大団円! 良かった! 良かった!
本当にSHIROBAKOがあって良かった!
とばかり言っていてもあれなので、SHIROBAKO最後のプロジェクトマネジメント講習です。
最後、みんなの力を合わせてなんとか作品は完成。
これまたみんなの最後の力で納品もちゃんとできました。
良かった。良かった。
で、これでは終わりません。
一般にプロジェクトの終わりは終結プロセスとして重要なものだと言われています。
このフェーズでは、プロジェクトの終了を公式に終了させるための確認や契約の終結など、いろいろとやることがあります。
そういったフォーマル、法的なものは置いておいて、他の仕事だけでなく、アニメ制作でも同人で本を作るのでも、なんでも重要なポイントとして、「Lessons Learnedの実施」というのがあります。
これは、どんなものでも応用できるものなので、ぜひ覚えて帰ってください。
Lessons Learned、つまり教訓をまとめよう! というのが趣旨です。
目的は次の3つ。
- 今回のプロジェクトの経験を次にいかす
- プロジェクト遂行に関するシステムの改善
- プロジェクト関係者にプロジェクトの結果、反省点、教訓を周知する
例えばSHIROBAKOで描かれていた三女だと、
- 原作者側との認識、意識のずれ
- プロジェクト体制、意思決定が曖昧
- クオリティコントロールの不備
などなど、いろいろな課題があり、都度それに対応してきました。
そういう、何かが起こったときにどうやって対応してきたのか、そもそもどうやっていればリスクが顕在化しなかったのか、その手段、事例などを関わった人に周知すれば、次は同じ過ちを繰り返す可能性は減ります。
そして、みゃーもり(最後までかわいい)の挨拶じゃないですけど、この先アニメ制作に関わっていく人に対するひとつの教科書にもなるでしょう。
あともうひとつプロジェクトのクロージングで大切なことがあります。
打ち上げです。
ええ、打ち上げです。
プロジェクトの完了は祝いましょう。
盛大にお祝いしましょう。
これ、重要、大切です。
頑張ったんだから、みんなでみんなにご褒美です。
仕事の飲み会とか嫌いという人も多いとは思いますが、それはそれ、これはこれ。
区切りをつけるためにも、打ち上げすると良いと思います。
ほんと、みゃーもり(がんばったからかわいい)の挨拶じゃないですけど、たくさんの人が集まって、たくさんの才能だとか思いが重なってひとつのことを成し遂げたんです。
みんなでそれをお祝いしましょう。
こじつけると、昔から人は何かの区切りの時にはお祭りしてきました。
東洋も西洋も変わらずに。
田植えのときも、収穫のときも。
プロジェクトの完了は、収穫の時です。
お祭り、お祝い、大切!
というわけで、最後の感想です。
興津さん is 何者なんだ……。
まぁ、女神なことはわかってるんだけどな……。
あと、打ち上げで井口さんが袴っ娘だったのを見逃した阿呆はおるまいな? 井口さん袴っ娘! はい、ご一緒に! 井口さんナイス袴っ娘!
そして久乃木ちゃんもいっぱい喋れるようになって良かった……。だんだん成長してるんだね……(ほっこり
あとあと、自分、瀬川さんにつんつんされたいしつんつんしたいであります!
みゃーもり、最後までかわいかった!
えまもずかちゃんの演技聞きながら泣きながら描いていたりとか……。
ほんと、最後5人でドーナツ持ってて、夢がかなったんじゃなくて、夢が始まった、という感じが本当に本当に良くて……。
いろんな人から受け継いだ思いと、自分たちの思い、そして、誰かに伝えたい思いがあって、それが夢になって繋がっていくんだなぁ、と。
本当に、素直に良かった……。
あとはあれだ。
やっぱり平岡は受け。
間違いない。
同人プロジェクトマネジメント (Nth Library Non-fiction)
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SHIROBAKO23話の感想と繰り返される問題について
先週まではこちら。
SHIROBAKO14話に見るプロジェクトリスク
SHIROBAKO15話の感想と問題分析について
SHIROBAKO16話の感想とリスク対応について
SHIROBAKO17話と緊急の対応とメンバの個性について
SHIROBAKO18話の感想と成果物のクオリティコントロールについて
SHIROBAKO19話の感想とモラルマネジメントについて
SHIROBAKO20話の感想とコミュニケーションについて
SHIROBAKO21話の感想とクオリティとスケジュールだけじゃない話について
SHIROBAKO22話の感想とノンオフィシャルなコミュニケーションについて
いやぁ……良かった……良かったですね……。
というところは置いといて、心を落ち着けて今週の感想です。
SHIROBAKO15話の感想と問題分析について
SHIROBAKO16話の感想とリスク対応について
というあたりで書いたネタの繰り返しでした。
前回はメールで原作者に確認を取っていましたが、今回はまた編集までしか確認を取っていなかったがために、最終話のコンテNGという事態に陥りました。
作中及びTwitterなどでの反応を見ても、
「編集者が悪い!」
という声が大きいですが、問題はそこにはありません。
彼が問題だとして、今回は彼を外せばそれで良いかもしれませんが、第二、第三の茶沢氏が現れないとも限りません。問題の原因を個人に負わせるというのは、わかりやすいし、追求もその原因の排除も楽です。
しかし、それでは問題の根本的な解決にはなりません。
そうやって、誰かのせいにして単純にその人物の排除だけを行ったからこそ、前回と同じ過ちを繰り返してしまいました。
それでは、今回の事態は避けられなかったのか? という点ですが、最終的に原作者と監督が話して丸く収まっているので、避けられたはず、というのが答えだと思います。
最初から、編集ではなく原作者のチェックまでしてもらっていれば、もっと早い段階で対応できていたのですから。
また、原作者とアニメ側が会うことについても、最初から「編集者の意思」ではなく「出版社の意思」を確認していれば良かったはずです。判断しているのが個人なのか会社、組織なのかを見分けるためには、各部門、会社の担当者をひとりにさせないということがやりやすい手です。おかしい、問題がある、と思った場合には、もうひとりにも判断させる。それが、個人ではなく会社としての判断だと言わせることが必要です。
今回の話だと、出版社側は原作者の意向を第一に考えています。
もちろん、アニメ制作側も原作者を重要に考えています。
だからこそ、キャラクターデザインやコンテのチェックなどを依頼しているわけです。
しかし、それならばもっと早い段階で──そもそもの企画段階から原作者と会話して意向を確認することは必要なことだったと思います。
それを曖昧にチェックだけしてもらっていた、というのは、仕方がなかったとはいえ、問題がなかったとは言えないでしょう。
なぜそのような曖昧なことになっていたのか? という点については、いくつかの理由が考えられると思いますが、やはり、プロジェクトオーナーとして、プロジェクト全体についての最終的な責任を持つのは誰なのか、というのが曖昧になっているのが最も大きな問題だと思います。
責任を取るのが監督であるなら、もっと強権を発動させて、早い段階で原作者と会うべきです。原作者であるなら、もっと積極的にアニメ制作側と関わるべきです。出版社が責任を取るというのであれば、原作者の言葉を伝えるだけではなく、それに対してどのような対応を取るべきなのかを答える必要があるでしょう。
結局のところ、
- プロジェクト体制の曖昧さ
- コミュニケーションマネジメントの曖昧さ
- 意思決定機関の曖昧さ
というのが、もろもろの問題の原因として横たわっているように見えます。
#SHIROBAKOはフィクションなので現実のアニメ制作についてはこの限りではないと思いますが。
何度も書きますが、誰か個人が問題ではありません。
Twitterをみると、編集者が悪い、編集者が悪、という意見が大勢をしめています。
そして、そういう反応を見て、実際に編集に携わってる方が気を悪くしているのも見かけます。
問題は個人ではなく、組織にあります。
そして、その問題は解決が可能な問題です。
で、やっぱりあれですね。
ずかちゃん、良かった……良かったよぉ……。
キャサリンの妹が……というところで展開はなんとなくわかったけどさぁ……。
セリフもずるいよぉ……。
もう、みゃーもりといっしょに泣いてたよぉ……。
それでは、みゃーもりの涙を集めて沸かしてコーヒーを淹れる作業をしてきますね。
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SHIROBAKO22話の感想とノンオフィシャルなコミュニケーションについて
先週まではこちら。
SHIROBAKO14話に見るプロジェクトリスク
SHIROBAKO15話の感想と問題分析について
SHIROBAKO16話の感想とリスク対応について
SHIROBAKO17話と緊急の対応とメンバの個性について
SHIROBAKO18話の感想と成果物のクオリティコントロールについて
SHIROBAKO19話の感想とモラルマネジメントについて
SHIROBAKO20話の感想とコミュニケーションについて
SHIROBAKO21話の感想とクオリティとスケジュールだけじゃない話について
今週のSHIROBAKO、最後の山場に向けてちょっとひと休み? といった感じでした。
そのせいか、屋上のシーンだとかお酒飲んでるシーンが印象的でしたので、そのあたりについてネタにしようと思います。
プロジェクトマネジメントというと、オフィシャルなコミュニケーション──つまりは打ち合わせだとかレビューしかないと思われがちですが、コミュニケーションマネジメントでは、今回あった飲み会などのようなノンオフィシャルなコミュニケーションというのも軽視はしていません。
ノンオフィシャルなコミュニケーションの効果として、以下のようなものが挙げられます。
- モチベーションのアップ
- メンバーシップの醸成
平岡とタローがまさしくその飲み会でした。
プロジェクトメンバも畢竟人です。仕事の話でもオフィシャルな場だと言えないことをいろいろ考えます。だって、少なくない時間をそれについて考えて行動してるんだから。
機械じゃないんだから、いろんな思いを抱えてるはずです。
思いを抱えたままで閉じ込め続けるのか、他の人と共有するのか。
それは人それぞれかもしれないですけど、せっかく一緒に仕事してるんだから、悩みも喜びも共有しましょうよ、と思います。
で、「この仕事が終わったら辞める」と言う平岡に「辞めないでよぉ」というタローが良いですね。
「仕事さえすればお前なんてどうなったって良い」という人と仕事するよりも、「仕事も大事だけど、お前も大事だよぉ」という人と仕事した方が良いでしょ?
嘘でも虚栄でもごまかしでも、意識高い系とバカにされたとしても、そうやって話せる仲間がいるというのは良いと思います。
他にノンオフィシャルなコミュニケーションの効果としては、
- 裏で手を回せる
というのがあります。
これは、屋台で女性陣が話していた内容ですね。
よく、「タバコ吸う人は喫煙所で決めてくる」と揶揄されたりもしますが、こういう事です。
タバコを吸わないなら、彼女たちのように飲み屋でもどこでも良いし、えまとみゃーもりみたいに屋上でドーナツ食べながらでも良いです。
とにかく、
- まだオフィシャルにはできない事柄を
- オフィシャルではなくても決めておく
というのが重要です。
#もちろんオフィシャルに決める場合は、そういう場所が必要です。
このあたりは、日本のやり方としてダメだと否定されることの多い「根回し」に繋がる部分かもしれませんが、うまくやると効果は非常に大きいです。
あと自席で隣の人と話すというのも、厳密にはノンオフィシャルなコミュニケーションです。
SHIROBAKOのようにセクションで別れた席であれば、隣には先輩が座ってるかもしれないし、その人から貴重なアドバイスがもらえるかもしれません。
そう、えまのように。
というわけで、ノンオフィシャルなコミュニケーションの効果でもうひとつ。
- プロジェクトメンバ外からの意見をもらいやすい
というものが挙げられるでしょう。
オフィシャルな場だと、どうしても意見は言いにくいものです。
ノンオフィシャルコミュニケーションはこの辺りにしておいて、コミュニケーション周りで気になったところをもうひとつ。
作画の人と監督たちが打ち合わせをしているときの席順です。
Twitterでも「面接かw」などと書かれていましたが、確かに面接などでよくあるように、監督たちと作画が向かい合う形で座っていました。
一般に、あのように向かい合う形というのは心理学的に「対立」の位置であると言われています。敵対するもの同士が同じテーブルにつくときの位置です。
この位置だと、緊張感が高まり、攻撃的になると言われています。
彼女のもともとの性格はあるのかもしれませんが、座り方がそれを助長させているというのは考えられるでしょう。
それでは、緊張感を緩めたりするにはどう座ればいいのでしょうか。
隣に座ると、「仲間」の位置だと言われています。
しかし、今回は「仲間」というのはちょっと違います。
なので、四角形で言うところの隣の辺に座るのはありだったと思います。
「対立」でもなく完全な「仲間」でもなく、「協調」の位置として、程よい緊張感と仲間意識を持ちやすくなるでしょう。
そういった観点だと、平岡とタローが飲んでいたときの席というのは面白いですね。
あれは完全に「仲間」の位置です。
居酒屋のシーンなどだと、どうしてもテーブルを挟んで「対立」の位置に座らせがちになりますが、カウンター席に隣同士で座ることで、より強いメンバーシップの醸成が可能になっているわけです。
というわけで、今週のまとめです。
みゃーもり(かわいい)が本当にギリギリっぽくてかわいいですね! 来週あたり、ぽきっと折れそうで楽しみですね! 矢野さんがどうやってフォローするか楽しみですね! 矢野さんに「よしよし」されたいですね!
ずかちゃんは、どうなるのかなぁ……。明るい場所に出て欲しいけど、どうなるんだろうなぁ……。
あと、タロー×平岡は間違いないな。
うん。
来週については、まさか
SHIROBAKO15話の感想と問題分析について
SHIROBAKO16話の感想とリスク対応について
のあたりで書いたネタをまた繰り返すのか……、という気がしないでもないですが、前回とはどう変えてくるのか? というあたりに着目したいと思います。
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