ひぐらしのなく頃に

暇潰し編終了。
こういう搦め手でくるかぁ、と。おもしろかったです。
しかし、これでやはり、各シナリオ間には、メタ的なつながり以外はない、ということがはっきりしたのでは? と思います。
同じく「あれ」が起こっていても、結果が違っています。
それ故、各シナリオで同じ事象が発生しているとは言い難く、物理的証拠、論理的な証拠ともにそれぞれのシナリオ独自のものであり、メタ的な同一性ーー言い換えるならば、象徴の同一性しか持たないということになるんじゃないかと。
各シナリオで同じ事件が起ころうとも、犯人は違う可能性があるーー同一であるという確たる証拠がない限りは、そう言わざるを得ないのです。


というわけで、いわゆる問題編に当たるところを終えての感想ですが、これ、ミステリマニアに対するリトマス試験紙のようなものじゃないかと。
このゲームに対して、いったいどのような反応を示すのか? それによって、その人にとってのミステリの定義のようなものがわかると思うのです。
つまりは、何が言いたいかというと、某推理研の方々が、ひぐらしのなく頃にをどのようにプレイしたかが知りたいなぁ、と。やっていないのなら、やって欲しいなぁ、と。
いかがでしょうか、東北地方の方々?