さてさて、毎日電車で通勤しているわけです。
だいたいの時間は携帯電話から2ch見たりして過ごしているわけですが、電波状況だとかP901iの調子によってはうまく接続できないこともあります。
そういうときは、中吊り広告を見て過ごしたりするわけです。
あれ見てるだけで、世の中一般的には、だいたい何がブームなのかわかったりします。
ネットよりも若干遅れてるくらいですね、うん。
で、今日も見ていたわけですよ、中吊り広告。
立っていた近くにぶら下がっていたのは週刊プレイボーイの広告。
プレイボーイは他誌よりも対象年齢が自分に近いというか、たぶんこの世代を読者に設定しているだろうなぁ、というわけで、他よりも見られるわけです。
それでですね、今日は非常に気になる見出しがひとつ。
「“萌え系”なんて、もう古い!キミも“ツンデレ系”美女にハマってみないか!?」
http://wpb.shueisha.co.jp/mokuji/index.html
こちらです。
……ツンデレ萌え属性のひとつじゃなかったのか!?
もちろんというか、実際に記事を読んでいるわけではないので何とも言えませんが、この見出しからわかることは、一般的には「萌え」というものに対する認識です。
つまりは、「萌え」というのは女の子に向かって「かわいい」と感じることだと認識されていると言うこと。「かわいい」と感じるんだから、ツンデレの一般的特徴であるお嬢様系などのような「キレイ」系に使う言葉ではないということです。
というわけで、ネットのある範囲で使われている「萌え」とそれ以外で使われている「萌え」には大きな隔たりがあるんじゃないかと推論できるわけです。
ということはですよ、いつものようにiBook萌え〜とか書いているのを普通の人が見たら、いったいどういうことだ? と考えるわけですよ。なぜこいつはコンピュータになんか萌えているわけだ? と。さらには、ミステリのロジック萌えとか書き出した日には、形もないのに萌えてる? と頭の中は疑問符でいっぱいになることでしょう。
まぁ、まとめると、言葉というのは非常に抽象的な概念であるが故に、認識をひとつにあわせていくのは難しいよね、ということでした。