時載りリンネ！２ 時のゆりかご（清野静）

時載りリンネ!〈2〉時のゆりかご (角川スニーカー文庫)

ひ、久しぶりに本の感想を書く気がする……
いや、理由と言うかあれなんだけど、どうして感想を書いていないかと言うと、別にことえりが使いにくくてテキスト書くのが嫌だとかそう言う訳じゃないと言ったら嘘になるんだけど、実際には、本をあんまり読んでいない、というわけです。

と、時載りリンネ！２の話。
同じく本をテーマとしたライトノベルと言えば、文学少女シリーズがあると思うんですけど、文学少女シリーズは、小説内で語られるテーマと言うか、込められた想いがメインになっていて、時載りリンネ！　シリーズは、本そのものと、本に象徴されるものを中心とした人の想いというのがメインになっていると思う。

あと、時載りリンネ！　は、主人公たちがとても気持ちいい。
あー、少年少女って良いなぁ、と純粋に思える。
文学少女シリーズは、あれはあれで好きなんだけど、気持ちいいと言うのとは、ちょっとというかかなり離れているので。

若さ、幼さと言うのは、ある視点では欠点であるかもしれない。
けれど、それは、人生のある時期にのみ許された、特権であるのかもしれない。

[Today's tune]Skirt/ART-SCHOOL