WANTED

公式サイト http://www.wantedmovie.com/
s/サラリーマン/高校生/でラノベになる。
たぶん、スニーカーかガガガあたりから出るね!
ちょっと長いけど、パンフからあらすじを。

アキレスの時代以来
神に代わり「運命の意思」を実践してきた
秘密の暗殺組織”フラタニティ
君は、その王位継承者である


羊のように群れて生きるか
それとも潜在意識のなかの狼を目覚めさせるか
逃げようとしても無駄だ
すでに運命は選択されているのだ


我々の目的は世界の秩序を守ること
”1を倒して1000を救う”
君は我々の最後の望みだ
今こそ、その能力を覚醒させなければならない
さあ、仲間になろう

ほら、完全に中二病ラノベそのもの。
日本ではラノベになるものでも、アメリカさんでは映画になるらしいです。
そのうち、炎髪灼眼とか言い出す映画が出てきてもびっくりしないよ。たぶん。
というより、これを見て面白いと思った人は、ぜひラノベ読めばいいと思うんだ。
実はすごい能力の持ち主でした系は、いくらでも転がってると思うんで。
ただ、最近のラノベだと、これほどざっくりさっくりやってるのは逆に少ないかなぁ、とか。
だいたい、主人公が悩んでます。


で、考えたのが、映画と小説の表現の違い。
主人公達の能力で、銃の弾道を曲げられるんですよ。
いや、何を言ってるかわからないかもしれないですが、文字通り、弾道が曲げられるんですよ。
障害物とか関係ない。
この、弾が曲げられるというの、映像で見るからすげーっていうのであって、小説でやってもこれほどインパクトはなかっただろうなぁ、と。
というより、たぶん小説だとかませ犬レベルが使いそうな、ちょっと残念な能力くらいにおちついてしまいそう。
けれど、映像効果と役者の演技があると、全然かっこ良く見える。


というわけで、いくつか良かったシーン。

  • アンジェリーナ・ジョリーが主人公を車に乗せるシーン。CMでもやってるシーンです。
  • 主人公の突入シーン。アレは良い二挺拳銃。
  • 最初と最後の対比。あれは良い演出。
  • 全体的に、ちょっとくすっと笑えるところがちりばめられてる。けど、シリアスに締めるところは締めるというのも、もしかするとラノベっぽいのかも。


というわけで、ラノベ好きなら観て(いろんな意味で)楽しめるだろうし、
これは観たけどラノベ読んだことない、という人は、ぜひアクション系のラノベを読んで見て欲しいと思う。