SHIROBAKO16話の感想とリスク対応について

まぁ、2週連続で書いたし、今週も感想書いておくか、という感じです。


※先週の感想で記載した内容に触れるので、目を通していただけると幸いです。
SHIROBAKO15話の感想と問題分析について


先週入った原作者からのリテイク。それをどう解決させるか? が今週の話でした。
まず、先週の感想の中で、

今回、武蔵野アニメーション側からは「担当編集者」に連絡をし、決断をせまっていましたが、決断するのは「担当編集者」ではなく「原作者」でした。つまり、決めるべきではない人に決めさせようとしていたわけです。その誤りがスケジュール遅延のリスク、そして、誤った決断を引き出し、全体に影響のある問題となったわけです。

と書いていましたが、今回は直接原作者にジャッジさせていました。
ここで、「決めるべき人に決めさせる」というひとつの「改善」ができていました。


ただ、この原作者のジャッジについては、その内容が非常に曖昧に見えるものでした。
それを解釈し、形に落としていく工程が、「要件定義」と呼ばれる工程です。
要件定義については、専門の資格があるくらいに難しいところでもあり、今回のエントリの主旨からははずれてしまうので、深くは記載しません。そんなのがあるんだー、くらい覚えて帰ってください。


とにかく、

  • 要件定義をしっかりとする
  • 正しい決定者に決断させる

という、基本と正道に則った解決の仕方で、今回の課題に対応しました。
その過程で、井口さん(袴っ娘に進化!)を通して仕事に対する心構えというあたりも描かれました。
ゴスロリ様(前のメガネかけてるのもかわいい)がクリエイターとしての心構えをといていましたが、あれは、クリエイターだけではなく、プロとして仕事をしていく上で誰にでも必要とされる心構えだと思います。
──つまり、仕事をしてる人なら誰だって持っているべき心構えだということです。だって、仕事をしてる以上、みんなプロなんですから。
言われるがままにやるだけの人は必要ないので、ちゃんと自分の頭で考えてやろうね、というわけです。


論点がぶれてきたので、その他今週で気になったところをいくつか挙げます。

  • ゴスロリ様のお説教があったところですが、たとえ誰かの仕事であっても、全体としてプロジェクトということを忘れちゃダメです。井口さん(袴には襷よねぇ)にだけやらせるというのは、その人を追い込んでいき、モチベーションを下げ、クオリティを下げる原因になります。
  • 監督のモチベーションの上げ方は良いと思います。それぞれが重要な役割だと自覚させることで、いろんなタレントを持ったメンバにその能力を十分に発揮させることも、マネージャ(アニメ制作だと監督?)の重要な役割です。
  • みゃーもり(かわいい)の動きも良いです。キャラデが止まってるなら、そのほかできることを進めておく。そうすることで、プロジェクト全体への影響を最小限に止めることができるでしょう。
  • 2期から進行に入った平岡には注意です。「後で直せばいい」という考えは、非常に危険です。IT関連のプロジェクトで言い換えると、「テストで直せばいい」となると思いますが、基本的に後の工程で直す方が余計に工数がかかります。この辺りが、後々問題として描かれるところなのでは? と思っています。


というわけで、今日のまとめに入ります。
みゃーもりかわいい! にゃーですよ! にゃー! 語尾ににゃー! みゃーもりがにゃー! そして、妄想の中だけどゴスロリ! そこには百合があるし! ゴスロリ! 百合! にゃー! あと、えまもかわいい! エンゼル体操! えまが天使ですよ! ゴスロリ妄想だとノリノリだったし! みゃーもりかわいいしえま天使だし! にゃー!