野狐禅

帰りは、野狐禅を聴きながら。
弾き語りハード。
巷に流れる、薄っぺらいスタイルパンクだとか、最近流行しているのか自称ロックだとか、仙台の某サークルでも鑑賞会が行われたという某バンドとか、ああいうのよりも全然ハード。
自殺志願者が線路に飛び込むスピードでーー誰がそんな言葉を考えるというのか?
そして、多分このタイトルだけで放送禁止にしてしまう、この国の現状が、非常に腹立たしい。この歌ほどに生きることを歌っている歌も少ないというのに。
聞こえるか 絶望よ!
この叫びがいったいどこに届いているのだろうか?
……いや、どうだっていいや。
こんな言葉なんて、屑みたいなものだから、ゴミ袋でまとめて捨ててしまおう、そう思う。

[Today's tune]ぐるぐる/野狐禅